十朱幸代の父親は誰?職業や経歴、娘との意外な関係とは?

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十朱幸代の父親は誰?

十朱幸代さんの父親って誰なの?と思って調べてみた方、多いのではないでしょうか。

実は、十朱幸代さんの父親は俳優の十朱久雄(とあけ ひさお)さんです。

十朱久雄さんは、軽妙洒脱な演技で多くの映画に出演し、個性派の脇役俳優として知られた存在。
戦前には長岡輝子さんらと「テアトル・コメディ」に参加して舞台で活躍し、戦後は映画界へ進出。なんと出演作品は250本以上にも及びます。

小津安二郎監督の『東京物語』や、成瀬巳喜男監督、溝口健二監督の作品など、昭和を代表する名作にも多数出演。世界的にも評価される日本映画に欠かせない名脇役でした。

また、黒柳徹子さんもテレビ番組「徹子の部屋」で十朱久雄さんのことを「憧れていた俳優」と語っており、

「都会的な芝居をなさる方だった。シャイでダンディーで、本当に素敵な方だった」

とコメントしています。

ですが、家庭ではまた違った一面もあったようです。

十朱幸代さんの幼少期について、以下のようなエピソードが語られています。

  • 父が稼いだお金を酒につぎ込んでいたため、ずっと借家暮らしだった
  • 父が怖くて、帰宅すると寝たふりをしていた
  • 妹は父の機嫌を取るのが上手だった
  • 父は大酒飲みで、酒癖が悪く、しばしば夕食時にちゃぶ台返しをした
  • ちゃぶ台返しを予感して、大事なおかずだけはすばやく避難させていた

こうした話から、十朱幸代さんにとって父親は尊敬する俳優でありながらも家庭では怖い存在だったことが伝わってきます。

ちなみに、十朱久雄さんは1985年に肺がんで死去(享年77歳)しています。


職業や経歴、娘との意外な関係とは?

女優として長く活躍してきた十朱幸代さんですが、子供はいないようです。

芸能界でのキャリアを重視し、「子供を持たない」という選択をされたのかもしれません。

また、十朱幸代さんは「恋多き女優」としても知られ、いくつかの有名な恋愛が報道されてきました。

小坂一也さんとの事実婚

1958年頃から、俳優の小坂一也さん15年間にわたる事実婚関係にありました。

小坂一也さんは「元祖・和製プレスリー」として知られる歌手でもあり、日本で最初期にロックンロールを披露した人物の一人です。

当時、「結婚=仕事をやめる」という風潮が強かったことから、入籍はせず、籍を入れないまま1974年に挙式。しかし、その後わずか1年足らずで、小坂さんの浮気が原因で破局しています。

西城秀樹さんとの交際

さらに1990年頃には、昭和の大スター西城秀樹さんとの熱愛が報道されました。

当時、十朱幸代さん47歳、西城さん35歳と、12歳差カップルとして注目されましたが、西城さんの母親が「子供の産めない嫁はいらない」と猛反対し、破局に至ったといわれています。

とても残念なエピソードですが、年齢や世間体に左右されず愛を貫こうとしたお二人の姿勢は、多くの人に感動を与えました。

現在も独身、でも恋愛には前向き!

2020年代に入ってからも十朱幸代さんはバラエティ番組などで「恋愛に前向き」と語っており、73歳を過ぎて結婚願望が出てきたとも話していました。

番組では「32歳のディレクターをいいなと思った」とお茶目に語る場面もあり、今もなおその魅力と行動力は健在です。


愛犬・キララちゃんとの生活

2015年の「徹子の部屋」では、愛犬・豆柴のキララちゃんを紹介。

生後10ヶ月のメスの豆柴で、テレビ収録中にスタジオから逃げてしまうほど人見知りな性格のようです。

その後も「あさイチ」などの番組でキララちゃんを抱いて登場する姿が見られ、十朱さんが本当に犬好きであることがうかがえます。


十朱幸代さんのプロフィール

  • 名前:十朱 幸代(とあけ ゆきよ)
  • 本名:小倉 幸子(おぐら ゆきこ)
  • 生年月日:1942年11月23日(現在82歳)
  • 出身地:東京市日本橋区
  • 身長:163cm
  • 血液型:O型
  • デビュー:1958年『バス通り裏』
  • 受賞歴:ブルーリボン賞、紫綬褒章 ほか多数

現在もなお女優として第一線を走り続ける、まさに日本を代表する女優の一人です。

ちなみに、若さの秘訣は「ヨーグルトにきな粉・はちみつ・ナッツ・果物・チーズを加えて食べること」だそうですよ!


まとめ

十朱幸代さんの父・十朱久雄さんは、昭和の名脇役俳優でありながら、家庭では厳しい父親だったようです。その影響か、十朱幸代さん自身の生き方も時代に流されず、自分の意思を貫いた姿勢が感じられました。

これからも、大女優として、そして一人の女性としての生き方に注目が集まりそうですね。

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